3月25~26日にかけて、春の中学生キャンプを行いました。参加者はキャンパー9人、スタッフ3人の計12人でした。場所は、昨年に引き続き、山梨県上野原市の道具博物館です。
1日目最初のプログラムは、火おこしです。舞い切り式の道具を使って、自分で火を起こします。全身の筋肉を使う火おこしは見ているより重労働です。火が起こせたメンバーが、まだのメンバーを手伝い、協力して見事全員が火を起こしました!
続くプログラムは、狩り体験。イノシシとシカを、弓矢を使って捕まえます。さすが男子、コツをつかむとすごいパワーで弓を撃っていました。今回からがんじょうなダンボールになったとのことですが、それを突き破る矢も何本も出ていました。
次のプログラムは、釘からナイフを作る鍛冶(かじ)体験です。太い釘を熱して、打ち、何回も研いで自分だけのオリジナルナイフを作りました。それが終わるともう夕方。そのあとは、秋山温泉で汗を流しました。
夕食は恒例のBBQ! 庭で火を見つめながらの食事はいいですね。食後は何も灯りがない中、闇夜のきもだめしです。火をたけて、絶叫しても迷惑にならない中学生だけの夜の世界を満喫しました。
翌朝目が覚めると、なんと外は真っ白。前夜からの雨が雪になっていました。朝食は、ご飯、みそ汁、目玉焼き、サラダ。午前中は機織りに挑戦です。最初は機械と道具の扱いに苦労しましたが、慣れてくると、誰もが機織り職人のように小気味よいリズムをたてながら、手作りコースターを織り上げました。
最後のプログラムに「ポンポン船」を作りました。細いアルミの管に水を入れて、ロウソクで熱すると、不思議なことにかわいい船は前進しました。なんで動くのだろう?? そんな疑問を持ちながら、船遊びをしました。
最後にけんちんうどんで昼食をすませ、2時すぎに上野原をあとにしました。いつの間にか雪は雨に変わっていました。今回も充実したプログラムと、自然を心ゆくまで楽しめる場所を提供してくださった飯嶋先生に感謝です。ありがとうございました。中学生メンバーがさらにパワーアップして、夏キャンプで活躍してくれることを楽しみにしております。